これは劇団ひとりの日記なんだっ そのノブは心の扉
「陰日向に咲く」がおもしろかったので、この本も読みました。
劇団ひとりが本の中で「僕」として登場。
「僕」はネガティブシンキングで駄目ナルシスト。
今までいろいろなことの期待しすぎて、現実はそうでもないという体験と挫折を繰り返しすぎたにもかかわらず、自意識過剰のまま。飽き性のくせに、食欲と性欲と物欲はとどまるところを知らない。
でも、そんな「僕」のいいところは、駐車場で出会った「石原」さんと、富士山で出会った「藤」さんに対する価値観が同じところ。
誰もが少しは「僕」に自分を置き換えられる、そんな一冊です。
構成として素晴らしいのは、ひとつのエッセイに入る、その導入部分。
劇団ひとりの伝えたい世界が瞬間で目に浮かびます。
「陰日向に咲く」が、様々なキャラクターがばらばらに出てきたにもかかわらず、長編映画になったのに対し、こちらは「僕」というひとりの人物を通した短編映画になるような、そんな気のする本でした。
多才で多彩な人生 そのノブは心の扉
事実を元にしたフィクションとのこと。
34篇のエッセイ。
「陰日向に咲く」を読んだものとしては、作者の心理葛藤や日常生活が垣間見れたという文脈で面白いかもしれない。
しかし、短編それぞれは、ブログのレベルを超えていないようにも思う。
いずれにしても多才で多彩な生き様を見せてくれるという点で今後の活躍を期待したい。
ダメダメ エッセイ そのノブは心の扉
週刊文春で連載中の劇団ひとりのコラム。
エッセイ等はまともに読んだことなかったのですが、
気になっており購入。
著者のダメダメっぷりが全面に出ていて非常におもしろぃ!
そして、同じようにダメダメな僕はそれらが結構共感でき(汗 さらにおもしろぃ!!
しかし著者曰く、前作に比べほとんど売れていなぃとのことです。
確かに、書店に行ってもほとんど扱っていません。
平積みの陰日向の隣に2冊のみ。。。
口コミで広がっていくといぃですね。
目標を立てても実行できなぃ。
なんでも三日坊主になってしまぅ。
そんな人は、きっと共感そして安心できますので、
是非読んでみてくださぃ!
普段もひとり そのノブは心の扉
普段の生活から「『本当に』ひとり」な著者の実にくだらないとも言える日常。
とにかくダメダメぶりが伝わってきて、これでもかという力の抜け具合がいい。
ぼくは『陰日向に咲く』を読んでいないので、本作品との比較ができないけれども、本作品だけからも芸人としての「劇団ひとり」の魅力が伝わってくる。
作品の中では著者がいろいろチャレンジしてみることについて書かれている。
お寺での修行とか、富士山登山とか。
そして必ず彼は「ひとり」。
軽いタッチなので、ツボにはまる人には面白いはず。
共感と笑いと そのノブは心の扉
エッセイはあまり読まないのですが、購入しました。
「こういう気持ちってわかるなぁ」とか「あるあるこういう場面」
って感じで、最初は共感するのですが、
最後は「ええっ!ここまで自意識過剰なの!」と呆れ笑いという感じです。
どこか、劇団ひとりさんに同情しつつ、ちょっぴり元気をもらえる気がします。