個人的にはあとがきに納得 コーチング術で部下と良い関係を築く (ハーバード・ポケットブック・シリーズ 2)
本の中身自体は、他のコーチングの書籍と
大きく違うところはないとは思う。
ただツールやチェックリストが、このポケットブックシリーズの
特徴なので、実践することが大事なのだと思う。
この本は、あとがきに書かれていることがもっともだし、
非常に大事なことだと思う。
コーチングは万能ではない点と、コーチングを可能にするには
リーダー自身にセルフマネジメント的要素が求められる点について
書かれているが、そのとおりだと思う。
そして中長期的に継続して行うことの必要性も書かれている。
コーチング。それは、本人が成長するための適切な「水やり」。 コーチング術で部下と良い関係を築く (ハーバード・ポケットブック・シリーズ 2)
植物は、水がなければ枯れてしまう。
でも、水がありすぎても、うまく育たない。
適切な「水やり」が、成長のポイント。
では、ビジネスで、組織がうまく回っていくために、メンバーが成長するには?!
それが、コーチング。
常にビジネスの環境が変化していく今日の状況下で、当初の号令だけで動く組織では、ゆらぎに耐えられない。まるで、進化に取り残された恐竜のようになってしまう。
そのためには、意図をきちんと汲みつつ自律的に動くメンバーが集まった組織が必要となってくる。この点で、ビジネス組織は、サッカーチームと、かなり似ていると言えよう。
そんなコーチングのケーススタディを、ポケットブックで簡単に会得できる。それが、この本、そしてこの「ハーバード・ポケットブック・シリーズ」の特徴だ。
実務レベルで、「コーチングのよさはわかるが、どう活用すべきか」という悩みを抱えている人は結構多い。そんな人にかなり、効く内容だ。
マニュアル的なコーチングの指導書にとどまらず、どういう意識を持つべきか、など深い内容もあり、明日から使える満足度、があちこちに隠れている。
先入観なくページをめくってみれば、それが表にきっと出てきてくれるだろう。
コーチング書なのに、「コーチングだけで全て解決しては駄目だ」という内容があったのも、コーチングを用いる意味に気づかせてくれて、ポイント高し。