全く知らずに買ったビリー・マーニットという人の1973年の作品。
同じ年にリリースされたトム・ウェイツのデビュー盤と同じジェリー・イエスターがプロデューサーで、
一部演奏陣も重なるということもあり曲によっては似たような雰囲気のものもあります。
つまり、酒場の酔っ払いが唄うような数曲。
しかしその線では完全に筋金入りなウェイツに軍配です。
よく言えばマーニットはより曲調がバラエティーに富んでおり、
曲によっては、キャロル・キングになったり、ランディー・ニューマンになったりします。
その分この人の持ち味がつかみ難く、散漫な印象になっています。
とはいえ、アルバムの冒頭を飾るタイトル曲はすばらしいできばえです。鳥肌がたつくらいの名曲です。
コンガ、ヴァイブ、フルートが効果的に空間を盛り上げていて「つづれおり」「CITY]に引けをとりません。
ただし、アルバムを通しで聴くのはちょっとツライです。