フィラメント フィラメント デラックス版 [DVD]
私が見た大沢たかおが出演してる作品の中で、たかおさんがワイルドかっこいい作品!!『天使の牙』と五分☆井川遥もかわいいし、ワイルドだけどやさしいたかおさんが素敵過ぎます('▽`)
辻監督の将来性が見えた フィラメント デラックス版 [DVD]
フィラメントそれはすぐに「キれ」てしまうものの象徴。
大沢たかおが演じる主人公のすぐにキれる人物像は現代を象徴する若者の姿。崩壊した家族という「共同体」と社会に出ることの出来ない「内向的な」主人公の妹(井川遥)、女装する父親(森村泰昌)は「父性」の消滅、不在の母親(銀粉蝶)は失われた「安定」と今の日本の抱える社会的現象をすべてと言っていいほど盛り込んでいる。ここまで露骨にやってしまうと作家辻仁成は映画を「記号的に」撮るということを意識的にやっていることがわかる。
私がとりわけ注目したのは「カット」である。これほど撮り方がヨーロッパ的な日本監督は他に北野武や黒沢清を想起させる。無駄にカットをわらず、見せるべき情報量を巧みに見せている。
こうした映画を撮っていれば必ず映画監督の地位を確立できると思う。これからの辻監督に期待したい。
テーマに縛られず・・・ フィラメント デラックス版 [DVD]
この映画のテーマは「家族の再生」だそうです。
ですが、このテーマを通して見るとあまりうまくは描かれていないと思います。母親が戻ってきて何かが変わった。その程度でしょうか。あとは母親関係無いし・・・。単なる復讐の話になってます。
むしろ、私は今日太と卓爾の関係に面白さを感じました。
すごく印象に残ってる台詞があります。
テレビゲームをしていた時、卓爾は「俺がこのゲームを支配してるように、俺を支配しているやつに『反抗』してるんだ」と言っています。この言葉通り、彼は様々な『反抗』をします。ですが結局彼は死んでしまいます。
ゲームは決められたルールや仕様でやりますから、支配などできるはずがありません。レールの上にすぎないのです。
彼は支配などされていま!せん。自分のレールを作れば良かったのです。
しかし『反抗』で自分自身を支配してしまいました。
卓爾は大人になっていく今日太に憧れ、嫉妬していたと思います。
ですから、あのようなことをしていたのだと思います。
なんだかなぁ、もう・・・・。 フィラメント デラックス版 [DVD]
ありえない、と言う言葉をやたらに連呼する人、最近多いですよね。
流行り言葉だから使っているのに、
妙に自らの価値観に自信があって、
他人にその存在や出来事を「有り得ない」と言い切ってしまっても、
何処か許されると思っている特別意識がちらついている様で、
何となく、好きになれないし使いたくない・・・・。
けれど、そんな私でさえもこの映画に関しては
『有りえねぇよ!!』
と突っ込んでしまった・・・。
まぁ、井川と大沢の近親相姦にもにた(っーか、そぉなんだけどさ・・・)兄妹愛までは、
百歩譲って有りとしましょう。(なんと言ってもありがちだし・・・。今更意外な展開とは思えないよ)
問題はここから。。
先にいってしまうと、大沢たかおの友人が人を殺しま!す。
その時の台詞。『ゲームみたいに』『リセットできないの、ねぇ、死んじゃったの!?』だってさ・・・。
死んだカブトムシに『電池が切れたのかな?』と言った小学生や(恐らく今は二十代後半くらいでしょうね)
ゲームと現実の区別が今の子供は出来ていない!
と警鐘をならしているつもりの人達に向けてつくったんでしょうか・・・。
本題の家族の再生(父親と彼のラストシーンは個人的に凄く好き)
が私には弱ぁぁく映りました・・・。