ジェームズ・マンゴールドのこの後の活躍を予見するような瑞々しい処女作。
田舎のバーでピザを作る内気な青年(プルイット・テイラー・ヴィンス)がアルバイトのウェイトレス(リブ・タイラー)に恋をする。
彼は彼女を優しく見つめながら、少しでも彼女に近づきたいと願う。
青年が落ち込んだリブ・タイラーを秘密の場所へ連れていく場面、車の中の2人を包む飛行機の轟音と陰翳が素晴らしい。
リブ・タイラーもまだ今ほどメジャーな映画には出ていなかった頃で清潔な存在感を存分に発揮している。
青年の純粋すぎる愛情を監督のジェームズ・マンゴールドが丁寧な演出で描いた瑞々しい作品。
彼はこの後、『17歳のカルテ』や『アイデンティティー』といった異なるジャンルで優れた作品を次々に発表することになる。