回復しない傷 リリイ・シュシュのすべて 通常版 [DVD]
映像や、役者の透明感、音楽といった、感覚に訴えかけてくる部分の美しさは確かにあると思う。
でも、全編を通して漂う嫌悪感に辟易する。ナルティシズム全開のネット上での会話は何度も飛ばしたくなったし、恐喝、援助交際、自殺、他殺なんでもありのストーリーもリアルを追求しようとして逆に非現実的になっている。そもそも本当に「リアル」を描こうとしていたのかも疑問だが。
中高学生なら「ナルティシズムに浸る」為の映画
それ以上なら「中2病だった頃を思い出して身悶える」為の映画だと思う。
自分の傷を後生大事に育てて肥大化させたい人にお勧めです。
リアル リリイ・シュシュのすべて 通常版 [DVD]
一歩間違っていたら、こんな思春期を過ごしていたかもしれない。
思春期のあのモンモンとした気持ちを思い出してくれる映画であり、見透かされた感覚に陥る。よくできた映画です。
映像の美しさ、俳優陣の演技は星五つ リリイ・シュシュのすべて 通常版 [DVD]
私が通っていた中学を含め、ここまで閉塞感と鬱屈な雰囲気が漂う学校は、当たり前だが聞いたことがない。そのリアリティの無さのせいで全く感情移入が出来なかった。また、所謂「大人と子供の間で揺れ動く少年少女」たちのこの希有な堕落を「残酷な美しさ」と形容してしまう様も不快だ。話も冗長で退屈だった。
蒼井優ちゃん リリイ・シュシュのすべて 通常版 [DVD]
とにかく蒼井優ちゃんが魅力的。
決して整った顔立ちではない女優さんなのに、なぜこんなに可愛いんだろう。
ストーリーは、疑問に残る点などあったものの、映像と音楽の綺麗さがやはりいいです。
市原隼人くんも可愛いです。
迷路の中でやり場の無い叫び リリイ・シュシュのすべて 通常版 [DVD]
心が澄んだ透明な眼でみれば綺麗すぎる映像、流れる美しい音楽と痛切な現実。散りばめられたものを感じたら受け止める、痛いか何とも思わないかは見た人自身の人生体験により様々。映画が呼吸している、薄暗い海の底を潜って息苦しい…途中の息継ぎ、心が晴れる、その時の映像がまた綺麗、爽快感を与えてくれる、その繰り返し。登場人物は季節は変わるけど風景は常に同じ所をグルグル回っている。負の連鎖反応…孤独なリレー…まさに迷路。本作品の中でもっとも爽快感溢れる希望を抱かせるシーンの直後…出口は死ぬしかないの?とも思わせる現実。
けど、ラストの展開からラストシーンを見てとりあえず生きてみようと思いました。