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『 八巻 和彦』の検索結果は[ 全 5件 ]
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神を観ることについて 他二篇 (岩波文庫)
ニコラウス クザーヌス
Nicolaus Cusanus
八巻 和彦
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類推から洞察へ 神を観ることについて 他二篇 (岩波文庫)
クザーヌスの哲学は教会のキリスト像のまなざしがどの位置からでも自分を見ているように見える経験から出発し、その類推・発展として無限と有限との関係にまで洞察が深まっている。観ることは観られること。まず、観ようとしなければ神の眼差しは感じられないのである。(今後も岩波文庫が手ごろな価格で中世のキリスト教哲学の良書の発刊に力を入れてくれることを期待している)
真如の月の眼差し 神を観ることについて 他二篇 (岩波文庫)
神を観ることは、神を観ている者を神が観てくださることに他ならない。しかも、神が我々を観るのは、摂理だという。したがって、もし、我々が神を観る事ができなければ、それは我々が神を拒否し侮っているからだという事になる。神は認識する主体であると同時に、認識される客体であり、それを超えて認識そのものでもあるという。ここで、認識という言葉を愛という言葉に置き換えてみても、この関係は成立する。実際、知性と愛とは神においては一致しているから。このとき、人間の本性は神の本性に引き寄せられて、合一していることになる。即ち、我欲に結び付けられ束縛されている状態から解き放たれている。かかる事態は、自分が神については無知であることを知っているものによってのみ、接近可能であるという。 尚、著者クザーヌスは1461年十字軍編成の機運の中にもかかわらず、諸宗教共存の道筋を探求した結果「コーランの精査について」を執筆、イスラムとの調和が可能であると主張したという。

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