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『 地球システムの崩壊 (新潮選書)』の検索結果は[ 全 1件 ]
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地球システムの崩壊 (新潮選書)
松井 孝典
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タイトルが・・・ 地球システムの崩壊 (新潮選書)
広く惑星に関する書籍に、いったい誰がこのタイトルをつけたのだろう? これだけで★ふたつ減点っ! なお、「相対的価値観が大きいという点においては宗教も人文科学、社会科学も同様である」という著者の指摘はもっと広く認識されるべき重要な主張である。
羊頭狗肉 地球システムの崩壊 (新潮選書)
なかなか面白い本ではある.著者が専門とする比較惑星学の最新の知見に独自の文明論を織り交ぜ,退屈せずに読ませる.ただ題目の「地球システムの崩壊」と,帯にある「このままでは人類に100年後はない!」と言うキャッチフレーズはいかがなものであろうか.大体読者は本の題目と,こういうキャッチフレーズで,本を購入する.しかしこの本は,著者があちこちに書き散らした雑文を一冊にくくったもので,何もこの題目に即したことが書かれているのではない.たとえば,最近問題となっている地球温暖化にしても,著者の立場は,人間がいくら二酸化炭素を出しても,地球システムが応答して炭酸ガスを減らすので,金星のような惑星にはならない,というものらしい.確かに幾ら人間が排出しようとも,二酸化炭素ガスが90気圧にもなる金星のようにはならないであろうことは素人にも分かる.問題は,地球システムの応答が始まる以前に,ただの数度の温度上昇に人類文明が耐えられるのかどうかが,現在問われているのではないだろうか.こういった現実的な問いの答えを聞きたくて,この本を購入した人はがっかりするだろう.
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