富江 BEGINNINGの写真 画像 クチコミ!! |
エディターレビュー 1987年。3年C組に転校してきた富江は、その美しさで男子生徒を魅了。女子生徒たちからいじめを受けた富江は、男子生徒を下僕のように使い、復讐へと転じる。そんな中、富江の魔性に侵されてしまった男子生徒たちにより、異常な事件が発生する。 2002年の「富江 最終章 -禁断の果実-」以来3年ぶりとなるシリーズ最新作。第一作「富江」を手がけた及川中監督が再び演出を手がけている。セピア・トーンの色調に彩られた映像の中、魔性の美少女・富江をめぐる異様なドラマが展開されるが、いささか演出は平坦。だが松本莉緒の毅然とした富江ぶりは、その整った風貌が活き戦慄を感じさせる好演。富江たちを襲撃する男子生徒3人が三度笠をかぶっていたり、ラストで富江を惨殺する教師が座頭市風だったり、演出意図不明な箇所も少なくない。暗室作業に金属製のピンセットを使用する(一般的には木製のものを使用)あたりのディテイル描写にも失笑。(斉藤守彦)
エディターレビュー 「富江」シリーズの一編で、「富江 BEGINNING」では富江の“分割再生能力”がストーリーのポイントになっていたが、本作ではもうひとつの特徴“細胞侵略”が重要なポイントとなっている。監督は「富江」の及川中。 深夜の山道で何者かをはねてしまった女医・須磨和江は、森の先の洋館にたどり着く。その洋館には瀕死の少女・冬木雪子がいた。和江は勤務する診療所に彼女を収容。1年後、元気になった雪子だが、以前の記憶を完全になくしていた。また和江は雪子を助けた夜に遭遇した、裸の美少女・富江のことを思い続けていた。 キーパーソンである富江を映画中盤まで明らかにせず、記憶喪失の雪子をめぐる謎を物語の中心にした構成はなかなかユニーク。ところが富江が登場し、その侵略の目的が明らかにされるや、一転して父親と娘の話と化してしまうのはいささか唐突。ただし富江の“細胞侵略”の描写はなかなか迫力があり、彼女に噛まれた女性たちが、次の富江と化す恐怖感が伝わってくる。(斉藤守彦) |
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