前田日明ファンは必読 新日本フ゜ロレス黄金時代 伝説の40番 完全解明 [別冊宝島] (別冊宝島 1557 ノンフィクション)
新日と提携時の前田日明の伝説の2試合(対 藤波戦、対 アンドレ戦)に触れてるのが大きい。
前田vs藤波戦 は当時、あまり例の無かったダブルKOという終わり方だったのも今でも語り継がれる名勝負と成り得た要素だと思うので、藤波の危険な流血を鑑みて時間切れドローの予定を、とっさの判断で変えたM高橋は評価出来ると思う。
TV放送お蔵入りとなったアンドレ戦は今までは“坂口陰謀説”が有力だったが、アンドレが独自に前田に仕掛けた喧嘩だったと解ったのが大きい。
またアンチ前田派は「前田は結局、アンドレを攻めきれていない」などと言うのだが
「アンドレは前田に喧嘩で完全に負け、以後、外人レスラーのドンの地位から転落した」と明言してくれているとこが前田ファンとしては嬉しい。
ただ、新日vsUWF 抗争の幕開けの象徴的シーンとして語り継がれていた“猪木vs藤原の後の前田の猪木への乱入キック”もアングルの一部だったと知らされたのはガッカリと言えばガッカリ。
しかしながら“アングルとは言え猪木は前田の手加減無しのキック(軸足の踵が返ってる)を、よくモロ受けしたな(喉で受けてるw)”と妙なとこで感心したりもした。
欲を言えば、前田日明のもう1つの伝説的名勝負であり、【格闘王】の称号を得るキッカケとなったニールセン戦の内幕も知っている範囲で良いから書いて欲しかったので星は4つにしました。
プロレスがなくしてしまったもの 新日本フ゜ロレス黄金時代 伝説の40番 完全解明 [別冊宝島] (別冊宝島 1557 ノンフィクション)
プロレスの素晴らしさは、至高のアングルと演じるレスラーの個性。
それが失われてしまった今のプロレス界に、黄金時代のような集客はあり得ない。
こんな本が売られること自体、今のプロレス界に魅力がないことの証。
プロレスファンは、思い出を肴に酒を飲む。
そんな時代が来てしまった。
あの「ミスター高橋」が新日本プロレスの黄金時代の名勝負の秘蔵のエピソードを試合の写真入りで振り返る 新日本フ゜ロレス黄金時代 伝説の40番 完全解明 [別冊宝島] (別冊宝島 1557 ノンフィクション)
あの「ミスター高橋」が振り返る1970年代から1980年代にかけて黄金時代を迎えた新日本プロレスの名勝負の真実と裏舞台。彼が「アングル」と呼ぶ名勝負のシナリオについてはこれまで著書を出しているが、伝説の40番を試合のポイントとなる場面を初めて写真入りで読みやすくムック本で出したのがこれだ。新日ファンの裏バイブルの一つともいえる本であるが、親日立ち上げの頃のカール・ゴッチの協力でよちよち歩きしていた時代にも触れてほしかった。
この本の読後感としての収穫は、アントニオ猪木によって築かれた親日の黄金時代が、私はまだ、学生でどうしてかわからなかったけれど親日がどんどん変になっていくなと当時感じていた原因は、猪木の考え出す「アングル」がだんだんと一人よがりになって行き、それがファンの求めるものとどんどん乖離していったところにあったのだなと納得した。
おそらく、その背景にはアントニオ猪木の自らの肉体的衰えの自覚からくる焦りがあったのだろうと思う。
あの力道山でさえ、晩年はいかにして日本プロレスを盛況のまま、肉体的に衰えていきつつ
ある自分を現役から退かせるかについて悩んでいた。マンションやリゾートに手を出そうと
したことも、おそらくその焦りから来ていたのであろう。
こうして見るとスーパースターとなっているプロレスラーがファンの反応を意識しつつ、いかにしてフェードアウトしていくかはとても難しいものだと思う。その点、ジャイアント馬場さんは立派だったなとつくづく思う。スターとしてのかっこよさを割り切って捨てたのだから。
なお、この本で紹介されている試合の模様のいくつかはユーチューブで堪能できるので、あの頃の黄金の親日時代の思い出に耽りたい人は楽しんでください。
質を落した男 新日本フ゜ロレス黄金時代 伝説の40番 完全解明 [別冊宝島] (別冊宝島 1557 ノンフィクション)
プロレスの質を落した男が
まだこんな形で関っているのは
何でだろうね。
一人で出来上がった
新日黄金時代じゃないし。
元レフリーじゃない。
我に返ってもらいたいね。
自分の立場考えてほしい。
もうなんの説得力もない。
購入意欲も無い本。
どこまでも続く高橋の恨み節……彼は一体何がしたいのか 新日本フ゜ロレス黄金時代 伝説の40番 完全解明 [別冊宝島] (別冊宝島 1557 ノンフィクション)
暴露本である。しかも、あいも変わらずの「目的不明」。
ミスター高橋の言いたいことで、二つだけはっきりしているのは、
一つに「藤波は大嫌い」。二つ目は、「いかに自分が重要な位置で新日を造ってきたか」。
誰も自分を誉めてくれないから、憎き藤波を誹謗し、「わかっているのは自分だけ」方式で自分を慰撫したい、なんて思っているのか知らん、とも言いたくなるのだが、真相はこれいかに。
西村離脱まで、しつこく「藤波の人格」に理由を求めるあたりは、じゃあ、リーダシップがあると褒め称えている長州と健介の破綻はどうなるの? と思いつつ、ミスター高橋の「終わらない粘着質」に呆れを通り越して感心するしかない。因みに西村の無我「無断・説明なし」離脱は、高橋自身が力を持っていた70〜80年代だったら業界抹殺であろう。ましてや御大存命の全日にジャンプなんてありえなかった筈だ。もう、藤波が憎くて憎くて、冷静な判断力も破壊されているようだ。
ただ、資料性は、当事者の言ですから、決して低くは無いと思う。
読後に、どう言うわけだか、ミスター高橋って可哀想だなあ、と思ってしまったのは私だけか。