OVAビデオとは似て異なる内容となっていきます。(最も、二人の出会いからして、意味合いが異なっているのですが。)
ガンダムが活躍して、戦局を好転させれるほど、戦争は甘くないはずです。主人公だけでなく、敵・味方関係なくの兵士一人ひとりが必死に生き抜こうとしているのだから。この小説の戦場は、まさにそういう現実的な戦場です。そして、戦争という最悪な暴力の姿も、ここには描かれます。
主人公二人のだけでなく、周囲の人々の心理描写がとても細やかで、わかりやすく、それだけに、それぞれの別離が切なく、残酷なものとして写ります。
ガンダム好きで無い私が読んで、はまってしまいました。ぜひ、多くの人に読んでもらいたい本です。
バルク村をメインに物語が進みます。
戦争の中にあって、08MS小隊とゲリラの村人との短い平穏な暮らしが儚く描かれています。
ささやかな人並みな暮らしも小さな恋も散っていく戦場に咲く小さな村のお話。
戦争の悲惨さを逃げずに描かれた哀しい物語です。
ガンダムファン以外の人にも読んで欲しいです。
言わずと知れたOVAのノベライズ版です。
OVAでは正直不充分な、作品の奥行きが感じられます。
キャラも立っていて、説得力があります。
『OVA』か『小説版』か、どちらか選べと言われれば『映画版』を選びますが(笑)、この小説版もお薦めです。
表紙のイラストは、東南アジアのジャングル地帯と言うよりは、奧クメンはルナメラ川上流の三日月湖周辺という感じです。