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篠田節子』の検索結果は[ 全 97件 ]    1 / 33ページ   次のページ

マエストロ [DVD] 篠田節子
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マエストロ [DVD]


星護 観月ありさ 中村俊介 伊藤裕子 佐藤めぐみ 宅麻伸 長塚京三 篠田節子 平見瞠

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マエストロ        マエストロ [DVD]
内容的には、クラシック界の(特に、バイオリン界の)楽器に対する演奏家から見ての評価とか価値の危うさが垣間見れる作品であり、非常に面白い作品であると言えます。特にバイオリンなどの不可解な価値の根幹にあるのは、楽器演奏者自身の盲目的とも言える信仰心であり、また、演奏そのものより、楽器や奏者のネームバリューが物をいってるという、クラシック界の暗部を表現してます。のだめカンタービレがクラシック界の表と明るさを表すものとしたら、マエストロは裏と深層を表す作品といって良いでしょう。伊藤裕子の冷徹なまでの現実を見据えた演技と観月ありさの一流とはいえない演奏家としての葛藤がよく表されており、出来のいい作品といえます。クラシック界の奥底をのぞかせた、最初の作品ではないでしょうか?
クラシックが好きな方、嫌いな方、必見のDVDです。

仮想儀礼〈上〉 篠田節子
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仮想儀礼〈上〉


篠田 節子

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何度も楽しめます。        仮想儀礼〈上〉
この小説は三回楽しめます。
最初は喜劇として。食い詰めた元公務員と元編集者の二人がその場の思いつきで始めた新興宗教が軌道に乗り出すまで。
次に悲劇として。迷いの末に救いを求めた若い信者がさまよった挙句一人で死んでいくまで。
そして最後がホラーとして、既に主導権をなくした教祖が信者に引きずられるように事件を起こしながらさ迷ってラストに流れ込むまで。
とにかく長いですがそれだけのことはあります。
仮想化された社会における現実的破綻        仮想儀礼〈上〉
篠田節子さんの作品のなかでは、「ゴサインタン」、「弥勒」などの系譜に属する宗教ものといえるでしょう。内容が重いということも、共通しています。
主人公たちは金もうけを目的に軽い気持ちで新宗教を立ち上げますが、そこに「生きにくい系」の若者、超能力嗜好者、巨大教団の中年女性信者、不安を抱える中小企業の経営者などがこの順番に、吸い寄せられるように集まり信者になっていきますが、問題が発生し教団が社会からバッシングを受けるようになると、その逆の順番で信者たちが潮が引くように去っていきます。
てっとり早く教義をこしらえるために主人公がつくったのは、チベット仏教をベースにした密教系の教義でした。著者は「ゴサインタン」や「弥勒」でもチベット系密教をとりあげており、チベット仏教に対する関心が強いのでしょうか。
「ゴサインタン」では、自然発生的な小教団の中心になるネパール出身の女性は、神がかり的な能力を持っていましたが、今回の作品では教祖となる男性主人公がきわめて世俗的な人物であるのは現代社会の風潮を反映しているのかもしれません。
彼がむしろ理性的であり、ときとして良心的ともいえる人物であるため、かえってなすすべもなく、数人の女性信者たちの宗教的狂熱に巻きこまれ、破綻へと突き進んでいきます。
長編ですが、一気に読ませてくれます。「ゴサインタン」や「弥勒」に比べればやや軽めの読後感ですが、多くのことを考えさせてくれる力作であることはまちがいなく、読んで損のない作品だと思います。
類稀れな筆力、素直に感動。読後感もよし。        仮想儀礼〈上〉
最近は面白い小説に当たらずにすっかり小説の食わず嫌いになっていた自分だが、新聞の書評につられて手に取ってみた。

数ページで引き込まれ、下巻のラストまでほぼ退屈せずに読むことができた。

上巻ではもっぱら二人の失業者による宗教ビジネスの立ち上げ、それから思いの他とんとん拍子で拡張していく様を描写。下巻ではその劇的な衰退が描かれる。どっちの方向もできすぎ(たとえば何の信仰心もないはずの元役人は舌を巻くほどうまく教祖を演じ、信者側では勝手に奇跡のようなことが起こる)の感があるが、それは所詮「小説」だということで読者は納得するのだろう。実際には数年のスパンにわたるストーリーなののだが、主な出来事が凝集されているので上下にわたる長編だといってもさながらダイナミックなジェットコースターに乗っているように新興宗教体験(信者の側ではなく作り手の側から)ができる。
登場するキャラクター群もいわゆる「生きづらい系の」壊れかけた若者から孤独な金持ち、企業経営者まで多岐にわたり、それぞれのリアリティも伝わってくる。特に最後に残る五人の女性信者にはその狂信的な言動を超えて親しみを感じてくるほどだ。
また著者の仏教教義、儀式から法律、経営に関する素養、様々な土地の描写から確かな取材力とそれを物語の中での編集力もうならされる。
最後のくだりでは静かな感動さえ覚え、しばらくこの物語世界から離れることができなかった。お話の内容は全然ロマンチックではないのにね。。

こんな作家が日本にもいたんですね。今まで「直木賞作家」には裏切られてばかりいたので、素直に感動。
新興宗教ビジネスはちょろいのか?        仮想儀礼〈上〉
篠田節子作品で読ませるのは、私見では一に『女たちのジハード』であり、『夏の災厄』がこれに続く。

高評の嵐のような本作については、途中で退屈して投げ出してしまった。
まず思ったのは、えげつなさも含めて、これよりは新堂冬樹の『カリスマ』のほうが上ではないか? 
この2つは、同じように新興宗教を取り上げてはいるが、なるほどテーマは異なる(過激な新興宗教教祖のパーソナリティを描く新堂作品と普通の人々が新興宗教にはまるお話)。
とは言え、新興宗教群像のエンタメモノとしては、新堂に面白さがあろう。好き好きと言われれば話はおしまいだが。何も別に新堂作品を褒めるわけではないが、篠田の本作を持って「ヒューマニズム」や「社会派」を云々されても困ってしまうのである。

たとえば、ドン・デリーロの『マオ2』のような集団的な宗教的熱狂への描写があるわけではない。ふと顔を出す狂気が支配する恐怖もほとんど描かれないし、描かれても中途半端だ。銭儲けを目的とした落ちぶれた一般人が、新興宗教をビジネスとして始めてしまうという設定なのだから、それでもよいとは言える。それはよいとしても、宗教ビジネスが覗かせる人間のおかしさの描写にしても際立っているところはひとつもない。それに、ビジネスであればもっと過酷な面があると思うがなあ。まずもって、上下2巻は長すぎるのである。

それでも、貫井徳郎あたりのゆるーい因果モノ(『乱反射』など)あたりと較べれば、大人にも読めるものかもしれないので星2つ。大甘ではあろうが。
虚業のリアル        仮想儀礼〈上〉
 怖い。

 新興宗教に限らず、宗教というものが全く信用できないウチが、この作品はどうしても読んでみたくなって購入しました。

 公務員だった男が作家になる夢につけ込まれ、気がつくと家族も職も失ってしまう。唆した男を責めながら目撃してしまった9.11、ワールドトレードセンタービルディングが崩壊する中、二人は「宗教」を事業として起こすことにする。

 ゲームブックと各種宗教の組み合わせた事業としての癒し、宗教を求める様々な人、どんどんと大きくなっていく宗教団体、そして小さな綻びからの転落。宗教の持つ胡乱さと、それをどうしても求めてしまう人の思い。
 ステロタイプな登場人物が、逆に作り物じゃなく思えてしまえて、とんでもなく怖い。

 上下巻900ページにも及ぶ長編は、グッと鷲づかみにされるほどの強烈さで一気に読み進められて、教団がふくらんでいくと過程に高揚し、転げ落ちていく過程に恐怖を覚えてしまう。ジェットコースターのように揺さぶられ続けて読み終えてしまった。
 穏やかそうに見えるラストでも、信者に潜む心の内がやっぱり怖い。

仮想儀礼〈下〉 篠田節子
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仮想儀礼〈下〉


篠田 節子

定価:¥ 1,890 (税込み)
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信仰とは?        仮想儀礼〈下〉
シナリオライターの一面を持ち、東京都職員をそのシナリオの夢で退職した鈴木 正彦と、その編集者だった女に優しい男矢口 誠が、失業と9.11によるショックから、思いついた宗教の事業としての側面。サービス業を虚業として捉えるならば、宗教は信仰という商品を扱う第4次産業だ、という考えのもとに教団を立ち上げます、あくまで儲けるために。宗教を手段として割り切った、収入を得る為のものとして。その土台はシナリオ作りで日の目を見ることの無かったゲームシナリオ。東京都職員あがりの鈴木は冷静な視点を持つ常識家だからこその教祖、実務にたけ、だが感情移入もしてしまう矢口がその世話人。オカルトと脅迫は無し、悩みの解決と気分の安定(決して精神の安定ではなく、気分の安定!)という宗教サービスに対してお布施という対価を受け取ることをまっとうとするある意味カウンセラーのような存在を目指した教団・聖泉真法会の行き着く先はどこなのか? 最初に2人が想定したユーザーは2種類、精神というか気分の安定を得るためにお金という対価を払っても良いという大人と、日常生活に退屈しきった<生きづらい>系の若者、この2種類が本当にお金を落としてくれるのか?また教祖とはどんな存在なのか?宗教が現代に必要とされるのはどんなものなのか?上下巻の分厚いけれど非常に読みやすい語り口の鈴木の1人称で語られる教団の盛衰史です。


教団の立ち上がりにおけるそのルーズさというか適当さ、また乞われることで成り立たせていく教義、しかしその教義も、常識人鈴木正彦教祖の言葉には決して変わったものはなく信心がなければ、教祖の言葉としないで聞くのでないなら、なんら問題の無い言葉ではあるものの、それが通用しないものが出てくるところに恐怖があります。鈴木教祖の言葉に、説得に、私coboは異を唱える場面はほぼ無かったと思います。非常に常識的、精神衛生上誰もが考え付く範囲内での言葉であるにも関わらず、教祖の言葉にそれ以上の価値を見出したい方々にとっては「そうもとれる」という誤差が生じていくのが、恐ろしいのです。


常識的な教祖が教団を大きくしていくことに恐れや畏怖を感じながらも、不思議な縁とはいえ絶妙なバランス感覚で補う矢口との間の人間関係がなかなか良かったです。かなり特殊な人もたくさん出てきますし、いるいる、というステレオタイプな登場人物も多いのですが、読み物として読ませるチカラは十分です。私は篠田さんの小説を初めて読みましたが、描写も構成も良かったです。扱う内容が宗教というものでなかなか掴みにくい物ではありますが、決してただのカルト教団の話しではなく、2重3重に落とし込む構図を作り上げています。一見カルトに見えるものでも、その実信者にとってはそこにしかいられない、かけがえの無い場所であることや、家族という監獄という関係性も特殊だけれどありえるのではないか?と。


宗教とは何か、救済とは何なのか、信仰のもたらすチカラと軽々しく扱えない人の心の行く先が気になる方に、オススメ致します。
どこまで続く…        仮想儀礼〈下〉
 最後の数行で正彦が救われたように思えた反面、狂気の連鎖反応は終わったと考えるのか、再び甦ると考えるのかで読後感が大きく違う。
 それまで正彦の主観で語られていたが最後数ページは正彦の本意がどこにあるかを探らせようとしないままに読者に物語の後を考えさせる巧妙な終わり方。
 残りのページ数から終末を予想する読者をどうやったら裏切ることができるだろうと計算されたような終盤に作者の力量を感じる。
篠田節子に称賛        仮想儀礼〈下〉
下巻の帯には「狂信が常識を食い破る」と太字で刷られている通り、狂気が下巻に充満している。が。その狂気が宗教だけに留まらない所に篠田節子の筆力が光る。
正直まやかしで作られた宗教が破綻していく展開は、教祖である鈴木正彦が逃げだいと切に願う心情に共感出来るくらい教団の内も外も崩壊してゆく。
怪しい宗教団体と世間から見なされた時、社会からの弾圧はここにも狂気が生まれるという恐怖が見事に描かれているのだ。
「空疎だからこそ、それを心底必要とする者が、まるで自らの鏡像と対峙するようにして、強固な中身を作り出していった」404頁の正彦が見た宗教の本質。
帯に書かれた正彦の叫び「もう勘弁してくれ、目を覚ましてくれ」は、読んでいる間私にも生じた感情になったくらいこの作品は重いしキツイ。
それでも読み終わった後評価が下がらなかったのは、締めである最後の一行で戦慄が走り、読んでいた間の嫌悪をも打ち消したからだ。
人間がいかに脆く弱い側面を持つのか私たちは知っている。
そこに読み応えある重量感ある作品を読む醍醐味を味わったことがある人なら、この作品を描ききった篠田節子に称賛を称えずにはいられない作品だと思う。
「宗教」の真相へ        仮想儀礼〈下〉
この下巻はすごい。「ゲーム」として捏造された「宗教」が、迫害されたコアな女性信者たちの間で完全な実体と化し、やがてその「教祖」の心身をも支配していく過程を刺激的なストーリー展開にのせ、説得的に描き出している。苦痛すぎる現実的な不幸からの逃走と狂気じみた妄想に、それらしい「教義」と「儀礼」が形を与え、やがて暴走していくとき、何が起るのか、その実情を著者は巧みに小説化した。
そうした息を呑むような「仮想現実」のなかで、しかしなお現実と虚構のはざまを行き来しつつ苦悩する主人公の姿が、誠に立派であった。自分の軽率な思いつきにより精神を呪縛され破滅していく人々を、最後まで引き受けるという責任の自覚が、ついには心底からの敬虔な「祈り」を彼に自然に行わせるに至る。あくまでも人間としての「常識」をまっとうしようとする誠実な態度が、結果として「常識」を超えた信心の次元を切り開く。
「宗教」とは何か。エンターテイメント小説という体裁でその真実に肉迫しようと試みかなり成功した、これは稀有な傑作である。
ページを捲る手が止まらない!        仮想儀礼〈下〉
発展を遂げた団体が、今度は破滅していく様を描いた下巻。
教祖の正彦の思いとは違う方向に、どんどん堕ちていく。
ここが凄い…。

いったいどうやって結末を迎えるのかと、ページを捲る手が止まりません。
信者からも見放され、落ちぶれて、また一文無しになる正彦を予想していましたが、そんな簡単には終わってくれませんでした。
正彦の思惑からどんどん離れ、信者の中でどんどんと違うものに成長し暴走していく。
想像以上に悲惨な最後でした。

新興宗教の様々な事件が起こるたび、感じていた疑問。
何故、人が宗教に頼り、落ち、狂っていくのか。
その様子がありありと描かれ、疑問の一部を解いてくれました。
本書に描かれた様々な信者たちの姿が非常にリアルに感じられたのは、著者の取材力と描写力の為せる技でしょう。

とにかく凄い作品でした。
上下巻、900ページ超ですが全く飽きることなく、一気に読みました。

聖域 (集英社文庫) 篠田節子
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聖域 (集英社文庫)


篠田 節子

定価:¥ 720 (税込み)
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ユーズド価格:¥ 350より

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常識人かも        聖域 (集英社文庫)
篠田節子氏は、頭よさそうだし、鋭い社会認識をもっていそうだし、文章もしっかりしているし、申し分ない書き手なのに、私には何故かつまらない。
もしかして著者は、どんなテーマを扱っても、常にものすごい常識人なのかも。
聖域を読んでも、やはり認識は変わりませんでした。
至高の一冊、骨太の名作。        聖域 (集英社文庫)
女たちのジハードで語られたような、シンプルで無駄のない地の文体に、文中小説(とはいっても引用と概要ではあるが)が挟まる、最初の展開。


その文中小説が秀逸。
文章も練られていて、それだけで十分に読みごたえを感じるような素晴らしいプロット。もったいない!
このままできればきちんと読みたい、そう思わされるほどの出来栄え。


しかし作者の展開するストーリーの肝は、そこにはない。
その作者の数奇な運命?才能?能力を軸に、担当者、同じ賞をとった老作家、そして主人公と3人の人生が絡まりあいほつれていく。
最後の結末は・・・


人は失われたものを求めずにはいられない。


なくしたものの輝きを美化し、そこに逃げ込み、
自分が欲しかった答えをひたすらカクニンしようとする男たちの姿は、
愕然とするほどに脆く、そうして胸に痛い。


失われたから、そこにないから輝いている。
それに目を奪われるのあまりにすぐ手の届く手垢のついた現実を、貶めた瞬間にそこは、闇。
サスペンスのようで実は別物        聖域 (集英社文庫)
この作品は何年も前に一度読んだのだけれど
その時はサスペンス調の展開の面白さにとらわれて
おそらく表面的にしか読んでいなかったのだと思います。

時を経てふたたびこの作品を読んだのですが
篠田節子さんの世界観に感銘を受けました。
これは枠組みはともかく、どちらかというと哲学的な内容なので
そう思って読むと楽しめるかと思います。

身も蓋もないように見える現実を受け止めて
そこから考えを進めていくことが大切だと思っているので
篠田節子さんの小説はどれもとても好きです。

やられた、また夜更かし・・・        聖域 (集英社文庫)
相変わらずスゴイ筆力、また一気読みしてしまった。もう読むまいと決めてたのにね。一気に読まされて、ケチつけるのも何だが、「日本教=汎神論」みたいな「公式」を丸まま飲み込んで、それを勢いで小説化しようとしたんかね?最後の方は・・・そりゃムリだぜ。作品が作家を超えて自己増殖(?)するとでも言いたいんだろうが、これは違うね。意図が見え透いているし、説得力はない。しかし面白かった。またこの作家の小説読んじゃいそうだ。
久しぶりに出会った・・・        聖域 (集英社文庫)
思わず夢中でページを捲りました。こんな骨太の小説に出会ったのは久しぶりです。前半の謎の小説の謎解きまでは完全に小説の中の小説に取り憑かれました。後半は少しダレタ部分もありましたが、想いを寄せた女性を効果的に登場させ、飽きさせませんでした。結末が凡庸だったのが残念ですが、これからこの作家の小説を読んでみたくなりました。

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