自虐の詩と言うより嫌われ松子に近いのでは。 自虐の詩 プレミアム・エディション [DVD]
自虐の詩は、かなり好みの作品でした。映画化されるということを知った時、あぁ、やっぱり好きな人が多いんだなぁ、とホッとした感じがしました。かなり楽しみにして映画化された「自虐の詩」を見ましたが、途中で何の作品を見ているのだか判らなくなってしまいました。
これはこれで、かなり捻った物語にしていたと思います。中谷美紀さんの「嫌われ松子」での魅力が再現されたようでもあり、阿部寛さんの劇画から抜け出てきたような雰囲気といい、それなりの面白さはあるのですが、自虐の詩、と言うのはいささか遠いのではないかと思いました。原作をそのままのつもりでご覧になるより、映画版として別作品と捉えた方が良さそうです。
落ち込んでいる時には、観ないほーが吉 自虐の詩 プレミアム・エディション [DVD]
精神状態が凹んでいなくても、
落ちるカットや、少々嫌な気持ちになるシーンが
多数だから、無理して観ないほーがよいと思う。
原作の4コマは未読ですが、
漫画として読んだほーが喜怒哀楽を楽しめたかも。
いざ映像になってみると、笑える場面が
現実味を帯びてきて笑えない。
せっかく進言しているのに、
「そこまで言われると、逆に余計観たくなる」
という、天の邪鬼な読者の方には、
もっと落ちる『嫌われ松子の一生』を薦める
本作と同じく、中谷美紀主演ですが、
不幸キャラが板についてきたとゆーよりは、
素で不幸なんじゃないかと、心配が先立ちます。
不幸映画好きなら、両作品を立て続けに鑑賞すると大吉
予想以上 自虐の詩 プレミアム・エディション [DVD]
原作はベストセラーの漫画らしい。知らなかった。読もうかな。
原作は知らないが、この映画はもう知っている。
ズバリ堤幸彦の技とこだわりが密かに潜んでいる良作。
後半に行くにしたがって、全てが「あえて」であって、
監督はどんな批判が生まれるのか全て理解しているんだなと思った。
特に人物の設定と配役、そして何より演出。
いい具合に肩の力が抜けていて、また一つ堤さんは上へ行ってしまった。
私だけかもしれないが、どこか「アメリ」を思わせるところがある。
だが、この映画は「アメリ」でもなければ「嫌われ松子...」とも違う。
批判を受けようとも、実にしたたかに我が思いを込めている。
少々寝不足になろうとも、その価値はいささかも揺るがない。
そして主役二人の演技に高い評価を捧げたい。
ちゃぶ台返しは面白かった。脚本の里中静流って、誰? 自虐の詩 プレミアム・エディション [DVD]
本作は堤組らしいスピード感にあふれる一作だ。ちゃぶ大返しのシーンもVFXを駆使して、迫力満点。このシーンが一番コストが掛かっていそうである(笑)。しかし、作品としては幸江(中谷美紀好演)の現在と過去が全編にわたって行ったり来たりするため、どうも落ち着きに欠けるのだ。前半のちゃぶ台返し連発!くらいの速度で過去から未来へ突っ走って欲しかったなあ。要はホンが弱いのかと思い、脚本クレジットを見ると、ここまであまり映画脚本は当たっていない関えり香が担当している。それはよいのだが、もうひとりの「里中静流」って誰のことだ?堤組の「恋愛寫真」で広末が演じた役名、または同原作の「ただ君を愛してる」で宮崎あおいが演じた役名なので、ペンネームであることは明白だ。ハリウッドのアラン・スミシーじゃあるまいし、こういう「おふざけ」はやめた方がよいと思うのだが。特に、こういう中途半端な脚本ではなおさらである。堤監督のペンネームかな、とも思うが、それなら岩井俊二の網野酸のほうがネーミングセンスがあるかも(笑)。星3つ。
原作とは別 自虐の詩 プレミアム・エディション [DVD]
4コマ漫画の映画化。
もうほとんど原作を離れて、設定だけ借りた別のお話です。
それでも笑わせ、泣かせ良い映画になってますね。
中谷美紀さんは「嫌われ松子...」でも高い評価を得て、本作の演技も非常に上手いのですが、代表作が「嫌われ松子...」「自虐の詩」ってどうなんですか。
キワ物の方が演技しやすいとも言いますし。
彼女のためにも普通の良質な作品に恵まれることをお祈りしております。
阿部寛さんって上手な役者さんだったんですね。