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クチコミオススメ平均: ![]() 08年でも聞いている 90年代の最高傑作 Standard of 90’sシリーズ「風の歌を聴け」(紙ジャケット仕様)
未だに車で聞いています。このアルバムのロックとソウルが織り成すグルーブ感とそのリズム隊、キャッチーなメロディー、ボサノバ風などオリラブ全盛期の感動もののアルバムです。田島貴男の深みのあるボーカルと声量もよし。「ROVER」でぶっ飛んで、「朝日のあたる道」で閉めるストーリーは、発売当時、ドライブで朝まで聞きまくりました。
このアルバムは、日本の音楽シーンを変えるほどの影響力があったと感じます。聴き手に音楽の幅を拡げた、まさしく90年代の日本をスタンダードといえます。 収録曲
Disc1 1.The Rover 2.It’s a Wonderful World 3.The Best Day of My Life 4.二つの手のように 5.フィエスタ 6.心 (Album Mix) 7.時差を駆ける想い 8.Two Vibrations 9.Sleepin’ Beauty 10.朝日のあたる道 (ALBUM MIX) 11.The Rover (Takao Tajima Remix) 12.It’s A Wonderful World (Takao Tajima Rimix)
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着メロと着うた、歌詞、MP3、音楽PVのダウンロード 関連サイト Standard of 90’sシリーズ「風の歌を聴け」(紙ジャケット仕様) 関連キーワード Creator : オリジナル・ラヴ 関連商品 Standard of 90’sシリーズ「結晶」(紙ジャケット仕様) Standard of 90’sシリーズ「EYES」(紙ジャケット仕様) Standard of 90’sシリーズ「LOVE!LOVE!&LOVE!」(紙ジャケット仕様) Standard of 90’sシリーズ「SUNNY SIDE OF ORIGINAL LOVE」(紙ジャケット仕様) Standard of 90’sシリーズ「SESSIONS」(紙ジャケット仕様)
クチコミオススメ平均: ![]() 鮫島有美子の素晴らしい歌唱と素敵な曲との出遭い 千の風になって~新しい日本の抒情歌
ソプラノ歌手鮫島有美子がニュー・ミュージックや歌謡曲の中から歌い継ぎたい名曲を披露しています。普通このような企画は、意図とは別に上手くいかないことが多いのですが、このアルバムは成功していますね。
鮫島有美子はヨーロッパを拠点として活躍しているオペラ歌手ですが、クラシック歌手特有の表現過多の発声ではありませんからとても聴き易い歌となっています。 尾崎亜美「オリビアを聴きながら」、荒井由実「翳りゆく部屋」、谷村新司「いい日旅立ち」、井上陽水「傘がない」、小田和正「言葉にできない」というニュー・ミュージックの名曲を情感たっぷりに感じ良く歌っています。宮川彬良の編曲に助けられている面もあるのでしょうが、プロの歌手は初見の楽譜でも歌いこむことによってジャンルを問わず自分の歌へと消化していくのですね。 谷川俊太郎作詞、武満徹作曲の「死んだ男の残したものは」はシャンソン風に歌われています。感情を込めて重く歌う鮫島有美子の歌からは、長年のキャリアから裏付けられた人生の重みが感じられ、印象に残る曲となりました。 秋川雅史の歌唱で評判になった「千の風になって」がラストに収録されています。私は、秋川雅史より鮫島有美子の淡々とした歌唱の方が好きですね。亡くなった方が自然の中に存在しているという歌詞の持つ意味を考えますと、このようにさらっとした歌い方もまた心に染み入ると思いました。 森進一の「はな」、神野美伽の「手紙」も素敵でした。元歌を知りませんが、鮫島有美子の歌唱は歌詞の持つ意味を的確にとらえ深い表現をもって提示しています。この2曲の良さは聴いて頂かないと分からないと思います。 収録曲
Disc1 1.はな 2.手紙 3.オリビアを聴きながら 4.翳りゆく部屋 5.雪山の思い出 6.いい日旅立ち 7.贈る言葉 8.サッちゃん 9.傘がない 10.言葉にできない 11.死んだ男の残したものは 12.千の風になって
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着メロと着うた、歌詞、MP3、音楽PVのダウンロード 関連サイト 千の風になって~新しい日本の抒情歌 関連キーワード Creator : 鮫島有美子 小田和正 谷川俊太郎 新井満 阿久悠 荒木とよひさ 尾崎亜美 荒井由実 三浦雄一郎 谷村新司 武田鉄矢 関連商品 鮫島有美子の四季 日本のうた~全曲集 鮫島有美子「ディスカヴァー2000」(1) 夜明けのうた~私の青春のうた 鮫島有美子「ディスカヴァー2000」(2) 秋桜~私の青春のうた(2) Reminiscence
クチコミオススメ平均: ![]() 歴史的名盤 風の歌を聴け
田島さんも、このアルバムは今でも気に入っているとコメントしてました。
曲によってはミックスが荒っぽいとも聴こえるとこもあるけど、生っぽさ、グルーヴ感、出すためにあえてそういうミックスしてる気がします。 とにかくリズム隊の気合が凄い。 この荒々しさは、尋常じゃない。熱気が伝わってきます。 最近はFUNKYな曲あまりないから寂しいですね。 楽曲もいい。全曲メロディーがスーっと入ってくる。 全曲にわたり、勢いが感じられる。 オリラブのひとつの頂点だと思う。 本当に奇跡的な名盤。 田島さん、PUNKもいいけどたまには1曲くらいFUNKしてください! 乾いた風 風の歌を聴け
毎年、緑がまぶしい季節になると決まって聴きたくなるアルバム。OLの作品はひととおり全て聴いてきたが多くのかたが述べておられるようにこの作品は芸術性とコマーシャリズムのバランスが絶妙で文句のつけようのない傑作だと思う。とにかく何かミョーに吹っ切れた感じのワイルドでサバサバとした開放感があり、生きていく事を前向きに楽しもうとするポジティヴな意思を強く感じるアルバムだ。とてもシンプルだがタイトで力強く、かつしなやかなメロディーの秀逸さはさすがという他ない。歌詞も発売から11年経ったいまでも記憶に残るフレーズがいくつもあり当時の自分の生活を昨日のことのように思い出させてくれる。ロックという表現を用いて「生命・愛・人生」の素晴らしさを高らかにうたった大傑作。
渋谷系と呼ばれていた時代 風の歌を聴け
94年6月に発売されました。実はこの頃って「オリラブ」と呼ばれ「渋谷系」と言われていた。このアルバムはそれから1年過ぎて「渋谷系」とあまり言われなくなってから、冷静になって聞いてみたものでした。1曲目の「The Rover」でやられたぁ〜でしたね(笑)こういうリズムで歌うボーカリストってあんまり聞いたことがなかったです。
このアルバム初登場1位にもなりました。 けど、チャートなんぞ気にしない「OL」は好きなことをやっていると言うのが後になってわかりました。 このアルバムをひっさげてのツアーで「渋谷系じゃありません。」と言い切った田島のMCは今でも語り継がれています。 90年代の日本を代表する名作 風の歌を聴け
このアルバムのロックとソウルが織り成すグルーブ感とそのリズム隊、キャッチーなメロディー、ボサノバ風などオリラブ全盛期の感動もののアルバムです。「ROVER」でぶっ飛んで、「朝日のあたる道」で閉めるストーリーは、発売当時、ドライブで朝まで聞きまくりました。私は個人的にはこの当時のオリラブが好きで今もよく聞きます。その中でもこのアルバムは、日本の音楽シーンを変えるほどの影響力があったと感じます。まさしく90年代の日本を代表する名作だよ、田島君。
まとまりのある傑作アルバム 風の歌を聴け
数多くのアルバムをリリースしているオリジナルラブですが
私はこのアルバムが一番かと思います。 東芝EMI時代の代表曲である「朝日の当たる道」「Rover」 等々、非常にクオリティの高い曲が集まっていますが 収録曲
Disc1 1.The Rover 2.It’s a Wonderful World 3.The Best Day of My Life 4.二つの手のように 5.フィエスタ 6.心(album mix) 7.時差を駆ける想い 8.Two Vibrations 9.Sleepin’ Beauty 10.朝日のあたる道(album mix)
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着メロと着うた、歌詞、MP3、音楽PVのダウンロード 関連サイト 風の歌を聴け 関連キーワード Creator : ORIGINAL LOVE 田島貴男 木原龍太郎 関連商品 RAINBOW RACE Standard of 90’sシリーズ「SUNNY SIDE OF ORIGINAL LOVE」(紙ジャケット仕様) ELEVEN GRAFFITI 変身 ビッグクランチ!
クチコミオススメ平均: ![]() 村上ファンは嫌うが・・・、面白いです 風の歌を聴け
何だか80年前後が懐かしく感じられた。真枝寺君江が実に美しい。小林薫、室井磁などの若い頃も観れます。
村上春樹の原作ファンの評判は非常に悪いが、新しいところがないにせよ、ATGだけあってか結構楽しんで観れた。小説とはぜんぜんちがうものだけど、少なくとも自分は、観た後に何かが心に感傷を残した。大森一樹作品の中では観る価値があると思う。
クチコミオススメ平均: ![]() 映像作家の個性が味わえます。 風の歌を聴け
一言でいえば難しい映画、といえるでしょうか。フランス映画、ヌーベルバーグのように撮ってみようと考えたかどうかはわかりませんが、その雰囲気で、いかにもATG作品とも言える感じです。今の商業映画と比べると貧弱で雑な作り方に見えますが、仕掛けがない分、監督のアート志向と腕前が発揮されていると思います。大森一樹という映像作家を知るのに適した作品だと思います。カットのつなぎ方などに個性が出ていると思います。
春樹と一樹−阪神間の青春 風の歌を聴け
大森一樹の作品と言えば、「ヒポクラテスたち」を大方の人は挙げると思うが、私はプロ以降
の作品ではこの「風の歌を聴け」を第一に挙げたい。プロ以降と書いたのは、アマチュア時代に 「暗くなるまで待てない」という、とてつもない快作を学生仲間と撮っているからである。 村上ファンには顰蹙を買うであろうことを十分承知で、大森一樹は映画化したに違いない。 また村上春樹が映画化を許諾したのは、阪神間であっという間に通り過ぎてしまう街「芦屋」 に若い日の二人だけに通じ合った思い出があったからである。(大森一樹談) 鼠が住むレストランは、夙川に実在したクリスボンというレストランである。ローバーミニが転倒する 場所は、今は無き西宮球場前である。海縁に建つ「移情閣」の脇には、今は明石大橋が存在する。 真行寺君枝と小林薫のベッドシーンは、フランス映画のワンカットのようで私は大好きだ。 昔からラブシーンの演出が苦手であろうと推察される大森一樹の「一発逆転芸」である。 そもそも村上春樹小説を映画で見るなどというのは、どだい無理なのだ。 今は大衆娯楽作に甘んじている大森一樹が、村上春樹の小説&ヒカシュー「巻上公一」の音楽 という難しい題材にチャレンジした若き精神と室井滋発掘という快挙に星4つを贈りたい。 村上春樹ファンならがっかりします。 風の歌を聴け
村上春樹の風の歌を聴けだとおもうと、がっかりします。「風の歌を聴け」ってこんなにつまんない話だっけ?と思うことでしょう。
といって、大森一樹ファンの人が見ても、面白くないです。「オレンジロード急行」を見た方が何十倍も面白い。大森一樹が村上春樹に遠慮している感じで、どう見ても成功作とは言えません。 当時の風俗を振り返る歴史的価値はあると思います(ただし、それなら「俺たちは天使だ」とか、「探偵物語」を見た方がよいと思われますが)。 なんかいい雰囲気 風の歌を聴け
そう、学生時代、テレビをふと観ていると、この映画がはじまった。
はじめは何となく観ていたが、だんだんにその独特な雰囲気にはまって行く自分を感じた。もう20年近く前のことだろうか。 そして、ある日原宿ラフォーレの本屋で、やけに気になる表紙の本を手にとった。1973年のビンボール。。。。村上春樹と僕の出会いはこうしてはじまることになる。そして、羊をめぐる冒険へと。 メジャーになった村上春樹。でもこの頃の彼の作品が一番気に入っている。そしてこの映画、大森監督にもはじめて出会ったわけだけど、一気に二人のファンになってしまった。 こころは8ミリ映画 風の歌を聴け
村上春樹がいまのような有名作家になっていなかったころにひっそりと大森一樹(大森監督のほうがはるかに有名だった)によって映画化された作品(しかもひっそりとdvdリリースされていた)。実験的な(あるいはフランス映画の影響を受けた)技法をカタログのように使用しているが、それほどのいやみはなく、原作の味というか雰囲気を比較的素直に表現できていて、細かい設定の無理も含めて大森解釈村上春樹ワールドを作り出している。登場人物が結局のところ、誰一人として素直に内面をさらしだしていないのに、彼らの孤独感や閉塞感が伝わってくるというのは、村上+大森の感性のなせるわざだろう。当時の大森監督の年齢やチャレンジ精神の旺盛さなどのせいか、正直言ってつくりはそれほど丁寧ではない、しかし、不思議な後味というか印象を残すという意味では、カルト映画化するのは十分理解可能である。個人的には「小指のない女」のエピソードが好きで、「ふたたび神戸に戻ってきたときに人の洪水と時の流れの中にあとも残さずに消え去っていた」というナレーションになにかドキッとしたことを覚えている。
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着メロと着うた、歌詞、MP3、音楽PVのダウンロード 関連サイト 風の歌を聴け 関連キーワード Creator : 大森一樹 小林薫 真行寺君枝 巻上公一 坂田明 古尾谷雅人 村上春樹 関連商品 100%の女の子 / パン屋襲撃 [DVD] トニー滝谷 プレミアム・エディション 謎とき村上春樹 (光文社新書 (329)) Murakami Diary 2009 (Diary) トニー滝谷
クチコミオススメ平均: ![]() 最初の一冊にオススメな理由 風の歌を聴け (講談社文庫)
架空の小説家「デレク・ハートフィールド」を所々で引用しながら、「完璧な文章などといったものは存在しない」という書き出しで始まるこの処女作。架空のあとがきでも「デレク・ハートフィールド」との出会いをのうのうと書いてみせたメタ小説風味のフォーマリズムは、今の著者の作品からは消えていってしまったものだ。これは処女作においてその才能や構築力をアピールする必要があった作者が敢えて取った文学的戦略なのかもしれない。
ストーリー自体は、その後の村上春樹作品に通じる内向的でポップな味わいが描かれており、登場人物がヤマ場で必ず泣く他の作品同様、この作品でも登場人物達は泣いている。でも、泣いてもどうしようもないことが明白すぎるくらい、この世界のダメさが充満している今の時代では、正直、この時期の春樹作品特有のスノッブさはそろそろ色褪せかけている気がする。 それでも、この作品が今でも良むに耐え得る作品である理由は、実は先述のフォーマリズムにあるという点が面白い。著者が処女作から完成された作家だったことがよく分かる、色んな意味で最初に春樹を読むに適した一冊。 2008年時点での僕の理解。 風の歌を聴け (講談社文庫)
何か困難にあたるといつもこの本を読んだ。
おかげでもうすでに50回は読んでいると思う。 何のために書かれたのか分からない、 でもすごく深いものがあるように感じられる。 時々そんなはずはあるわけないのに 「これは将来の僕が書いたのではないか?」 などと思わせるような感覚も覚える不思議な本。 ただ、何度読んでも自分に引っかかってくることからなんとなく分かったことがある。 何かを学び取ろうとする姿勢を持ち続ければ年老いることは苦痛ではない。という冒頭の言葉。 いろんなことを考えながら50年生きるのは、はっきり言って何も考えずに5千年生きるよりもずっと疲れる。そうだろ?という台詞。 君は何を学んだ?そして絶望に自殺をする青年。 そして最後に僕が一番好きな太文字の言葉にぶつかる。 僕達は今の自分達よりも成長するためにみんな歯を食いしばって生きているし、 これからも同じことを続けて行くのだろう。 「風の歌を聴け」を主題とせるヴァリエイション 風の歌を聴け (講談社文庫)
風そのものは、しゃべりはしないよ、言葉を喚起するんだ。――村上春樹さんは、この作品の中で、そんなことを書いていた、と私のおぼろな記憶は語っている。
ある雑誌で、町田康さんの文章を読んでいたら、文学風を吹かした文学チックな文章は、実は、にせものである。みたいな文章と出会った。そういえば、太宰も、いかにも詩人然とした、気取った青年は実はにせものだ、と言ったり、ヤソのヤソくさきは、真のヤソにあらず、などと書いていた。そこで私は、このレヴューを、レヴューらしからぬ、真のレヴューにしたいもんであると思い、これを実行に移そうと思う。 プニューマ(風)は心のままに吹く。プニューマ(霊魂)もまた、同じである。 換気は、喚起。ドスト氏の作品で、大事なのは、空気を入れ替えることだ、というのがあった。窓開ける。空気が、風が吹き込む。新鮮な風が。風は人にインスパイア(霊感)を与えるのだろうか。 梶井基次郎のある短編には、チェホフの短編が登場している。男の子が、女の子を乗せたそりを押しながら、下り坂を下っていく。女の子は、下っていく途中、男の子に何かささやかれたような気がする、何か、甘い言葉を。けれど、それは風の音であるようにも思われ、判然しない。そこで、女の子は、もう一度、男の子にそりを押すようせがむ、もう一度、もう一度、と、女の子はせがみ続けるが、結局、女の子は明確な答えを出せない。 結論、作品とは風である。作品そのものは、けっして、何も語ってはいない。私たちは、作品が喚起する言葉に耳を傾ける。自分のうちにあって、しかし、普段は姿を見せない、言葉たちに。それが、文学を読む、ということなのかもしれない。 自分ながらわけの分からないこと書いた。なんのことはない。私の文章があまりに、つたな過ぎるだけの話である。なにが真のレヴューか。真のレヴュー風のまがい物になっちゃった。失礼しました。 深夜の静まりきったキッチンのテーブルの上で 風の歌を聴け (講談社文庫)
どうも村上氏の作品は評そうとすると、つまり言葉にすると嘘になってしまうようなところがあって、こうして書くのはなかなか難しいところがあると思います。いわく言葉にし難い魅力と、特に古い作品になると個人の思い入れが重なり、普通の人にはこの感性を客観化し辛いせいなのでしょう(自分がそうです)。この後に続く「1973年のピンボール」や「ノルウェーの森」などそっと心にしまっておきたい、そんな作品の多い作家のような気がします。
1979年刊行の表記作ですが、デビュー作として歴史もあるだけに(といっても30年くらいですが)、同時代で作品に触れた世代にとっては「心にしまっておきたい」感が一段と強いものなのではないでしょうか(私はもう少しあとの世代)。村上氏自身は、ジャズ喫茶を経営するかたわらの日々、ある日ヤクルトの試合を見ていた神宮球場で突然、神の啓示を受けこの作品に着手したと述べており、この次の「1973年のピンボール」まではどことなく腰の定まらない執筆だった、と述懐していたのをどこかで読んだことがあります。まあ腰の定まらないまま、これほどのものが書けるのも凄いと思いますが、高校時代から恐ろしく文章の上手い奴がいる、と評判だった才能のなせる業なのでしょう。 仕事で疲れた後、深夜の静まりきったキッチンのテーブルの上で、ことことと筆を動かす若き氏の姿が浮かびます。 空の宝石箱 風の歌を聴け (講談社文庫)
キラキラと輝く宝石箱のような作品です。
こんなにも素敵な文章って読んだこと無いと思わせるような。 とにかくその眩しさに触れるだけでも読む価値はあると思います。 でも中には何も入っていない宝石箱だと思います。
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着メロと着うた、歌詞、MP3、音楽PVのダウンロード 関連サイト 風の歌を聴け (講談社文庫) 関連キーワード Creator : 村上 春樹 関連商品 1973年のピンボール (講談社文庫) 羊をめぐる冒険〈上〉 (講談社文庫) 羊をめぐる冒険〈下〉 (講談社文庫) ダンス・ダンス・ダンス〈上〉 (講談社文庫) ダンス・ダンス・ダンス〈下〉 (講談社文庫)
クチコミオススメ平均: ![]() *日本語と英語を交互に読んでみました! 風の歌を聴け―Hear the wind sing 【講談社英語文庫】
ご存知、村上春樹さんのデビュー作です!
まずはクオリティーの高さにビックリ! 最初からこんなに書けたんだ〜、すごい!と感じました! これを読んだら作家をめざす人のほとんどが尻込みしてしまいそう! 英語のほうですが、村上作品のメジャーなものは英訳されているのですが、、 いつも思うのは翻訳者の質の高さです! 他の作家だと、原作と翻訳が「別の本」のようなものが多い中で、 村上さんの翻訳者はレベルが高いのか原作世界とのずれが少ないのです! むしろ翻訳のほうが村上さんの世界が、わかりやすいかも?と思う時さえあるのですから、、、 位相差 風の歌を聴け―Hear the wind sing 【講談社英語文庫】
どこか人をくったような、微妙な間。
村上春樹の文章を“わたし”が評するなら、そんな感じ。 日本語で初めて読んだのは、もう春樹がビッグネームになってからでしたね。 のちのちの作品のエッセンスが凝縮された良作です。もちろん。 じつは日本語で読んだときには、むしろその凝縮感が、重かったかも知れません。 今回、英語で読むと、もっとあの間を感じることができました。 軽く海を泳ぐような、春の蝶のような、五月の風。 英語力がないせいでしょう、イマジネーションを働かせなければならない分、 くっきりと春樹ワールドを嗅ぎ取ることができたような、変な体験でした。 お勧めします、巻末の注釈を見なくても、高卒レベルの英語でいけます。 Hear the wind sing 風の歌を聴け―Hear the wind sing 【講談社英語文庫】
"Hear the wind sing" is the English version of 「風の歌を聴け」, originally written by Murakami
Haruki. I like this line: "There's no such thing as a perfect writing just like there's no such thing as a perfect despair." I don't know whether there exists a perfect despair or not; however, suppose there existed "a perfect despair" , in what way could such a thing as " a perfect despair" exist. It is well translated into flowing colloquial English, but still keeps the atmosphere of the original book. さらっと読めます。 風の歌を聴け―Hear the wind sing 【講談社英語文庫】
さらっと読めますが、決して内容が薄いということではありません。
全体的に不思議な雰囲気が漂いつつも、現実的な作品と言えます。村上春樹さん以外の人ではこの雰囲気は出しえないでしょう。 文章よりも内容、最近では特に波乱万丈なストーリー展開の作品が人気を博している中で、村上さんの作品は日常を語ったものでありながら、その表現に何か惹きつけられるものを感じます。文学というのはこういうものだ、と思える作品です。 原点 風の歌を聴け―Hear the wind sing 【講談社英語文庫】
この本は「ノルウェイ〜」を読んだ後くらいに読みました。春樹氏がどういった経緯で小説家となったのかを知っていましたので、何となくその背景に照らし合わせて読んでしまったのですが、それでも胸に迫る物がありました。
冒頭の「例えば象について〜」の箇所。ああ言った表現方法は今まで見たことも聞いたこともなかった種類の物です。独特のリズム、切なくそして示唆と啓示に富んだ、彼の記念すべき処女作です。
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着メロと着うた、歌詞、MP3、音楽PVのダウンロード 関連サイト 風の歌を聴け―Hear the wind sing 【講談社英語文庫】 関連キーワード Creator : 村上 春樹 アルフレッド・バーンバウム Alfred Birnbaum 関連商品 Dance, Dance, Dance A Wild Sheep Chase Norwegian Wood Hard-boiled Wonderland and the End of the World Vintage Murakami
クチコミオススメ平均: ![]() 村上春樹の技術について 風の歌を聴けデビュー作ということもあり、文章はまだまだ下手っぴな部分も多いが、この直後にやってくる80年代 的Coolness&Popnessの先駆的意匠というアプローチから読めば、実はかなり前衛的な純文学だったと言え るかもしれない。内容自体はどうでも言いっちゃどうでも良く、読んでいて小っ恥かしくなる──二十歳そ こらでそんなこと言う奴いるかよ的な──場面も多く、個人的には好きな作品とは言えないまでも、結局、 村上春樹の村上春樹たる最も偉大で稀有な資質とは、テキストを上滑りながら読んでも読者を作品の本質と いうか内奥にまで接近させる技術にあるのだと思った。 他の純文学作家の場合、大前提として読者は、そのテキストと極めて近い距離から半ば文学的格闘を通じ てその作品を読む必然に駆られる。つまり、適当に上滑りつつ読みなぞっていても作品世界の内奥に没頭す ることができないのが他の純文学ほとんど全てに通じる最低条件だったりするのだが、村上春樹には、特に 深い入りすることもなく表面を適当になぞっているだけでも作品の深い部分にまで読者を引きずり込む魔力 がある。その魔力自体は必ずしも芸術的価値のある構造的特質というわけではないものの、それでも、興味 のない読者までをも作品のボトムスに引きずり込む作力だけは評価していい。(アンチにまで何かを奮い立 たせる作家はそう多くないだろう。) とはいえ、作品の内容をあれこれ議論する程度の世界観でもないだろうというのが率直な感想。つうか、 ほとんど内容とか細部を、もうほとんど忘れてる。謎めいた女の登場人物がややショッキングな打ち明け話 をするという必殺技はカポーティーの『草の竪琴』からの飛び切りのインスパイアだったのか、その後の彼 の作品でも必ず登場するお決まりのプロット(筋運び)である。そう考えると、登場人物にほとんど真相を 語らせることなく作品に衝撃の結末を用意してしまうレイモンド・カーヴァーに、彼が自分とは正反対の ハードボイルド観を見出して大きな衝撃を受けたであろうことも素直に納得できる。 ちなみに、「完璧な文章」は必ず存在します。ただ、我々がそれを遂に見る事がないというだけのことで す。完璧を目指して絶望するのと、完璧の不在を拠り所に最初からに絶望を回避するのとは、全く意味が違 うばかりでなく、いちいちそんな言葉を有り難がっていること自体が一つの大いなる絶望を招くということ に早く気づいた方が、方向感覚を剥奪された真っ暗闇の海上から微かな岸辺の灯を見つける日もそう遠くは ないってもんだろう。 巧みに作り込まれた作品 風の歌を聴け
私は本を読む時、どうしても、はっとするような思想に出会いたい、
と思ってしまう。 そういうスタンスの読者にとっては、気分の良くない作品だ。 結局、主人公の僕、の物憂さの原因の一つは、きっと、 恋人が自殺したこととか、なのだろうとわかる。 その事を書く時、読者を引き込もうとする為に、ぽそっ、と書き、また、さっ、と 場面転換し、忘れた頃に、また、ぱっ、と出す。 自殺とか、そういう重い話を、そうやって、物語を引っ張るための、 小道具にしている感じがして、嫌なのだ。 ああ、そうか、「僕」はその事件がネックになっているのだな、 という共感は持てるかもしれない。 しかし、人間関係そのもの、とか、死、そのものについて、 何かを語っている小説を読みたい、と願うものにとっては、 本当に、空疎な作品に思えてしまう。 もっとも、作者は、青春期の、そういう死とか人生に対して、 受け身にならざるを得ない若者の姿を書きたかったのかもしれない。 そういう点が、若い読者をひきつけるだろう。 「嘘」ということも、この作品の重要なモチーフである。 何だか、この作品自体が、巧妙な嘘に満ちているような気もする。 ハートフィールドのこともそうだし、ラジオ投稿の難病少女の手紙も、 作者は、読者を騙して笑っていたりして・・・。 トリッキーな作品ではある。 重くも軽くも 風の歌を聴け
登場人物たちは重いものを感じさせるが、文章は軽いものを感じさせるものだった。きっとそのギャップが、この作品から漂う曖昧な空気に満ちた空間をつくっているのだろうと思った。湿っているような、でも乾燥した流れに乗っているような。友達に一読すべきと言われて読んで良かったと思う。その雰囲気にふっと引き込まれてしまった。捉えどころがないけれど、著者はしっかりと物事の本質を見極めていると感じた作品だった。
ただの青春小説じゃなくて 風の歌を聴け
わざわざ僕が言うまでもなくこの小説が「ただの青春小説」
じゃないことくらい分かりきったことですが、あえて言います。 この村上春樹さんの群像新人文学賞を受賞したデビュー作『風 の歌を聴け』は、ただの青春小説じゃないんです。 メタフィクショナルな構造で書かれたこの小説に登場する作家 デレク・ハートフィールドは架空の作家ですが、復刊ドットコム にリクエストを出してしまうほどリアルに描かれています。僕も 初めて読んだときはそう思いましたが、少しして、「村上さんの 創作なんだろうな」と理解しました。 この、デレク・ハートフィールドが素晴らしい。 僕の村上春樹のベストは後にも先にもこれです。この作品を一生 読んでいくと思います。ふとした一瞬に「あ、読みたい」と思わせる 力がこの本にはあるから。 灰色じみた蒼 風の歌を聴け
この作品を色で表すとしたら、灰色じみた蒼か、灰色じみた緑だと思う。とにかく灰色が入っているイメージだ。それは、「鼠」というへんてこな人物が登場するからかもしれないし、文章の静謐さ、簡潔さ、つめたさからきているのかもしれない。
作品世界は、どこまでも性的な世界だな、と思う。 村上作品に出てくる主人公の「僕」は、女性の読者からしたらどれも非常に中性的で、男性性が押さえ込まれている。彼のしたセックスだって、なんだか即物的で簡潔で、いやらしさがない。 でも、その抑圧された男性性が、女性の読者にとっては、なぜか余計に性的に感じられる。主人公が、自己主張のあまり無い、わけのわからない青年であるにも関わらずとても魅力的に思えるのは、そのためだろうと思う。この「僕」は、すごくセクシーだ。分かりやすいセクシーさじゃなくて、なんだか、心の底からくすぐられるセクシーさなのだ。女性読者はそれをかぎつけて心酔するし、男性読者はそれに共感する(のではないかと思う)。 この感想は、村上の他の作品『ノルウェイの森』の主人公に対しても抱いた。村上の描く「僕」には、そういう共通点がある。とても魅力的だ。 わけもわからず、さらっと読めてしまう短編。わけもわからないだけに、何回読んでも飽きたりしないし、何回でも求めてしまう作品。
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着メロと着うた、歌詞、MP3、音楽PVのダウンロード 関連サイト 風の歌を聴け 関連キーワード Creator : 村上 春樹 関連商品 1973年のピンボール 羊をめぐる冒険 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 海辺のカフカ〈上〉 海辺のカフカ〈下〉 |
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