時代に追い抜かれたIWGP Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉
もうドキドキする物語ではなくなった。マコトの語り口と池袋の描写を楽しむための小説だと思えばいい。振り込め詐欺のみ、少しシャープな切り口か。キャッチセールスや少年放火犯の話題は、なにも池袋で話題にしなくたっていいことだ。
Gボーイズ冬戦争の章も、影とかタカシの超人的な強さを、カンフー映画みたいに誇張しすぎだと思う。
でも面白いから読んじゃうけどね。
楽しいシリーズだが、そろそろ限界か? Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉
これからシリーズ手を出そうという方には、読んで損はないですと言える。クラシックと演歌が交互に流れる池袋西口すぐそばの果物屋を舞台にした少年達の物語、なかなか新鮮で楽しい。
ただ、7冊目を数えて、そろそろ限界かなとも思う。みんないつまでもバカはやっていられない。マコトはもう早々に落ちついてきてしまったから、そちらは何とか書き続けられるだろうが、タカシの第二の人生は、もう作者の中で決まっているのだろうか。マコトと同い年で、すごく頭が切れるという設定なのだし、ツインタワーだって地に足つけた生活を始めたのだから、いつまでもGボーイズのキングでもあるまい。私も時々考えてはみるが、名案は浮かばない。次の巻であっと言わせてくれることを期待する。
標題の作品は読み応えあり Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉
過去作品と繋がりのある最後の作品
は読み応えがあるが、それでも初期
の内戦の話と比べると臨場感がやや
弱い気がする。
しかし、マコトとタカシの友情など
今の殺伐としたストリートに残る熱
い想いが伝わってくる作品であり、
それがこのシリーズが愛されていく
原動力となっているのだと思う。
今後はやはり、マコトのロマンスを
描いた作品を期待したい。
もはや水戸黄門的な安定感 Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉
もはや水戸黄門的安定感となっている。
今、半分の2話読み終わったところだけど…。
主人公マコトに寄せられるトラブル。
これを友人の協力を得て解決していく。
色々あるけど無事解決。御代は要らない。
マコトの母を含めキャラが立っていて、わかりやすくて。
パターン化されているな、水戸黄門のような。
野球で言えば、コンスタントに2割8分20ホーマー打つ打者、
または、毎年10勝上げる投手。そんなところ。
2話3話くらいでポケットに入る文庫サイズにして、
地下鉄の売店で売ってくれれば、目的地に着く間に読めて、
そんな感じの読み方をしたいこのシリーズ。
ハードカバーなので仕方なく風呂でリラックスして読んでいるけどね。
おれ詐欺などの時事ネタのスパイスも存分に効いています。
寂しいかな・・・ Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉
12月の乾いた池袋。Gボーイズ有数の武闘派:ヤマト疾風が黒い目出し帽の集団に襲撃された。ゆきがけ上,自費制作の映画に出演することのなったおれ(:真島誠)はGボーイズと池袋全体をも巻き込んだ争い事の中心へと放り投げられる・・・
池袋ウエストゲートパークシリーズの7巻。今までと同様に短編3編+中編1編で構成される。前巻を読んだ時感じた『いつまで続くのだろう?』との思いが,なんだか物語の中にまで出てきている気がする・・・相手からマコトやタカシ(Gボーイズのボス)が「いい年」呼ばわりされたり,タカシがぼそっと「ああいう生き方もあったのかも・・・」と寄った会社員を見てつぶやいたり・・・いつもの通り面白い作品なのであるが,少々寂しい気分になった。個人的には『バーンダウンザハウス』が良かった。