言葉ではなく、絵からイメージを膨らませて自分とダブらせる。 HEART COCKTAIL eleven (講談社ハートウォームシリーズ)
わたせせいぞうさんの大人の絵本ですね。素敵なシーン
の連続です。個人的には、「菜」「ハナドキロード」の方
が好きです。絵だけではなく、ストーリーを追っていくタ
イプが気に入っています。主人公のファッションが私の理
想です。(実際は難しいですが...)
ヒロインが「丸顔」なのがちょっと・・・。 HEART COCKTAIL eleven (講談社ハートウォームシリーズ)
作者も言っていることだが、これはある種の「絵本」であって、ハートカクテル・シリーズの続編ではない。セリフは少ないし、ヴォリュームも無いしで、通常のわたせ作品を期待して購入すると、やや後悔することになる。
もちろん色彩はきれいだし、場面ごとに散りばめられた小物の数々は、作者自身の趣味の良さを物語る。
ただしヒロインの顔が、今までと違って「丸顔」なのが残念。しかも、今までのわたせヒロインと違って、ある種の凛とした「強さ」が感じられないんだな。
「わたせワールド」 HEART COCKTAIL eleven (講談社ハートウォームシリーズ)
ハートカクテル初期からの「わたせせいぞうファン」です。時の流れとともに成長してきた「わたせワールド」。さすが最新作となると、画才も冴えわたり、ため息が出るようなページの連続です。古い革張りの本が、小さな街ですれ違うふたりのなにげない生活を語ります。物語はロングショットで欧州的な街全体をとらえるところから始まり、その街でのふたりの生活が、季節のうつろいや心地よい音楽とともにハーモニーを奏でます。その場の空気まで描くような写実的なページがあるかとと思えば、ふたりが出逢うオークション会場のボーイの影はキューピット…と、小粋な「わたせワールド」に浸りきることができる一冊です。ファンには、懐かしのジェシーに出逢えるのも嬉しいですね。物語は古書が、すれ違いの連続だったふたりの出逢いをエスコートしますが、読み終えた時、実は手の中にある「ハートカクテル・イレブン」が、あなたを「わたせワールド」にエスコートしてくれていたことに気づくでしょう。
すてきな絵本♪ HEART COCKTAIL eleven (講談社ハートウォームシリーズ)
首を長くして待ち望んだ新作。
今回は漫画形式ではなく、まさに大人の絵本。
いろんな技巧を凝らした“おそるべし”わたせワールド。
きっとこの本を手にすると
いろんな形のしあわせが訪れることでしょう。
“11は不思議な数字 1と1 ひとりとひとり”