これは凄い jupiter
何年経っても色褪せないアルバムだと思います。
何度聴いても聴けば聴くほど深い。
時が経てば経つほど考えさせられるアルバムです。
奇跡のバランス。目からウロコ、自分の中の邦楽ロックベスト100に入る名盤。 jupiter
自分はBUMP OF CHIKENのファンじゃないけど、売れてるのと評判を聞いて購入。そして聴いてみました。
思ったのはバンド名や曲名、ルックスのイメージから想像してた音像とずいぶん違うなということ。なんとなく下北っぽい(悪く言えば貧乏くさい)青春パンクみたいなのかなと思ってたら、オーヴァーダビングされたディストーションギターを背景にポップでキャッチーなメロディの曲などが入ってる、今風の、ジャンルとしてはオルタナの範疇にある知的でアーティスティックな音楽でした。
ヴォーカルの藤原の声は独特で、冬のよく晴れた日の日差しのような暖かなぬくもりを感じさせる。ヒステリカルでなくこういった癒しのある歌声は日本のシーンではちょっと珍しいかなと思った。演奏面でいろいろと取り沙汰されることが多いようだけど、単にテクニカルじゃないのと、ミキシングの指向によるものが多い気がする。自分はむしろ持てるものを最大限に生かして表現出来てるセンスのある良質なバンドに感じた。
アルバムはヒットシングルにして名曲「天体観測」を要に、シングル曲がまんべんなく配置されており流れもよく、アルバム曲にも「メロディーフラッグ」などファンに愛されてる人気曲があり、バラエティに富みながらも非常にバランスが良くて飽きません。この後のアルバムは、バンドとして確実に成長し音楽的にも深みを増しているけれど、これほど大衆性と作家性が見事に両立してるのは今のところ他にない。そういった意味でこれはこの時にしかない、何か特別な魔法の力が働いた傑作なのだと思います。
インディーズを聴いたなら納得の成長ぶり jupiter
FLAME VEINやTHE LIVING DEADを聴いたならよりjupiterを
楽しめるはず。
技術的なものはさることながら作品の端々に彼らの成長が
見て取ってとれます。
この頃の彼らはこうだったんだなって思いを馳せながら聴きました。
曲はリズミカルでパワフルなものが多いですね。
個人的に好きな路線です。
ポジティブな元気を与えてくれるそんな作品が多いです。
ダンデライオンなんか元気になれますね。
鋭い孤独な歌 jupiter
本多孝好の「missing」を読むと、BUMP OF CHICKENを思い出す。
「supernove」の頃、雑誌「bridge」で、ボーカル・藤原君のインタビューの前書きで、彼らの事が「ただひたすらに失うことを歌い続けるバンド」と紹介されていた。
失うということ。それはこの3rdアルバムでも、例えば「天体観測」で「君」の手を繋げなかった痛み、とか、「ハルジオン」で消えてった虹、だとか、随所に歌われている。
藤原君の刺すような鋭い声に乗せて歌われると、唄の持つ痛みが聴く者の心を打つ。
それがバンプが今も沢山のファンの指示を得る理由の一つ、なんだと思う。
バンプのアルバムをちゃんと聴いたのは今回が始まってだったけど、それ以外にも恋の切なさとか、未完成な自分への内省だとか、未来への不安などなど沢山の事が歌われていて、素直に感動しました。
これだけ若者の等身大の痛みだとか苦さを歌えるバンドってホント少ないと思う。
10代の内に聴いておきたかったとも感じる1枚。
最高傑作 jupiter
個人的に、今のところのBUMP OF CHICKENの最高傑作。
どの曲も「らしさ」に溢れていて、且つ洗練されてます。
アルバム全体として見たときに、シングル曲とアルバム曲のバランスがとれてる気がします。
素敵ですね。