R Kellyの中性的な声とも、Brian=McKnightの様なざらつきのある声とも違い、
Marvin=GayeやLuther=Vandrossを思い出させるオールドテイストで実感のこもった声。
それに加えてGhettoを真正面から背負ったその姿勢。
これは、処女作だということを除いても、MaryJの"My Life"なんかの域。
Jaheimにしろ、Javierにしろ、稀にとんでもないレベルの若手がいると思います。
このアルバムは本当に良曲が多いので、意見はわかれるかと思いますが、
個人的には"Love Is Still Here"と"For Moms"の2曲を薦めます。
どちらも短い曲ですが、一番本人に近いんじゃないかと思います。
コンテンポラリーR&Bを聴いてきた人にとっては、
MarvinやDonny=HathawayといったSoulへの、
逆にSoulを聴いてきた人にとってはコンテンポラリーの入り口になると思います。
また、R&Bに少し興味を持った、というくらいの人にも薦められるかと。
近年稀に見る名盤、というだけでなく、リスナーの幅も広い完璧な名作。